御挨拶

 

 

 

一般社団法人山形県解体工事業会

代表理事  井上 尚


 平成10年1月に発足した山形県解体工事業協会は、平成18年1月にNPO法人に組織変更し、更に平成23年10月に一般社団法人となり現在に至ります。

 発足当時は解体工事業に対する認知度はまだまだ低く、業界の必要性、重要性を訴えること、そして技術力の向上を目的として活動を開始いたしました。

 平成12年に建設リサイクル法が施行されてからは「環境保全」そして「循環型社会」を実現させるべく、解体工事で発生する廃棄物をいかに少なくし、そしてより多くを原料として市場に流通させる事が出来るかということを重視してまいりました。そして近年、高度経済成長期に集中して整備された社会資本や建築物などの維持更新の時代が到来しました。それに伴い解体を手掛ける専門業種の必要性が高まり、この度約40年ぶりに建設業の許可に係る業種区分が見直され、平成28年6月1日より「とび・土工工事業」から分離独立という形で「解体工事業」が新設されました。

 今後、専門技術者等の人材育成など課題が山積しております。関連する行政機関との連携を図り、会員企業、賛助会員企業共々より一層努力する所存ですので、関係各位のご指導、ご協力をよろしくお願い申し上げます。